【豊島区】台湾セーフコミュニティ視察

2012年7月13~15日、豊島区とともに台湾のセーフコミュニティを視察しました。
今回視察に参加されたのは、区長をはじめ区の職員だけでなく、地域で積極的に活動されている区民広場の代表の方たちです。

今年は雨が少なく、いつもより暑いくらいの気候のなか、到着早々台北市文山区に向かいました。
この文山区は、台北市の南側に位置し、住宅地だけでなく、豊かな自然を活用した動物園、山の中の大きなお寺など台北市民の余暇を過ごす場にもなっています。

13日は、まず動物園を訪問し、「動物園におけるSC活動」を見学しました。
従業員の安全はもちどん、地元住民がボランティアとしてかかわっていますのでその方たちの安全、そして台北市中から来られているお客さんの安全に関する取組の説明を簡単に説明してくださいました。

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その後、あまりの暑さに動物園で過ごすのは体調によくないということで、ゴンドラで山の頂上付近にあるお寺に向かいました。

このお寺には、3つの宗教、9つのお寺が配置されているそうで、市内でも有名なのだそうです。
このお寺の総代が文山区SC推進協議会(台湾では「SC促進会」という名前でNGO団体になっています)の代表を務めておられます。地域からの信頼が非常に厚く、この方が代表となれば、誰も文句は言わない!とのことです。行政は、実務面からこのSC活動を支えており、区長が副代表を務めています。

お寺を見学した後に、ホールで改めてそれぞれの自己紹介を済ませ、文山区についてSC活動の概要について説明いただきました。

その後、日も暮れてきたところで文山区の方たちのご厚意で台湾料理をいただきました。

14日は、文山区でも活動が特に活発な忠順里(「里」は日本の「町内会」のような単位です)を訪問しました。
里の集会所で活動について説明いただいたのち、地域の環境改善(それによって、地域の安全が向上した例をご紹介いただきました)に関する取組を見せていただきました。また、地元の薬局がどのようにSCにかかわっているかと説明いただきました。当初は、大手の薬局にSCに参加するように誘ったけれど、なかなか関心を持ってくれなかったなか、今回お伺いしたご夫婦でやっている小さな薬局が「これは、大切なことだ」と参加してくださったことから、今では区内の12の薬局が参加し、ネットワークを組んでSC活動に貢献しているとのことです。


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文山区に続いて、午後からは台湾で最初にSCに認証された内湖区に向かいました。
内湖区は、多くの企業の誘致に成功したことから国内外の企業の本社がたくさんあり、それに伴う住民の移入から大型店舗も次々に開店しています。
そのため、「職場の安全」に関する取組も以前から活発です。

ですが、今回の視察では、まずは、白石湖という街中から離れた地域での「余暇の安全」に関する活動を紹介していただきました。地域の方たちが休日などに散策に来られる場所ということで、戦前からあった遊歩道などをSC活動の一環として改善してきたところを見せていただきました。

その後、無農薬の夕食でおもてなしくださいました。
夕食の場には、市議や地域のキーパーソンもたくさん同席くださいました。


最終日15日は、台湾の大手セキュリティ会社「新光保全」のご厚意で本社ビルをにおいてSC活動の概要について説明してくださいました。このセキュリティ会社は、当初からSC活動のメンバーとして積極的に安全向上に貢献してくださっています。(ちなみに、日本ではアルソックと提携しているそうです)

お忙しい中、社長、内湖区区長、警察署長等も同席くださり、内湖区のSC活動について説明をしてくださいました。

今回の視察は、実質2日程度の短いものでしたが、豊島区の区民広場から参加された方たちは、途切れることなく質問をされていました。中には、「もっと質問があったのに、質疑応答の時間がたりなかった」と残念そうにおっしゃるかたも・・・。このように関心をもってくださったことについて、受け入れ側の文山区、内湖区もとてもうれしいと言っておられ、「もっと時間があれば、もっとご紹介できたのに・・。ぜひ、これをきっかけにまたおいでください」といってくださいました。

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